2007年11月12日月曜日

XDMCPでリモートデスクトップ

VNCのようにリモートデスクトップではなく、Windowsのターミナルデスクトップ接続をLinuxではどうやるのかイマイチ分からなかったので、調査したところ、XDMCP(X Display Manager Control Protocol)を使うことで実現が可能とのこと。 おぉ。覚えやすい。XDMがディスプレイマネージャだから、それをコントロールするプロトコル。

ユーザーは X Window システム互換クライアント(ネットワーク接続したワークステーションや X ターミナルなど)から、1つのデスクトップ環境にリモートログインできるようになります。

【参考】
リモートグラフィカルデスクトップと XDMCP


【行うこと】
・サーバ側でxdmcpEnableに変更し、ポート177を空ける。
 ※天気予報は「いい天気にナレナレ」。117の時報と間違えやすいのでついでに覚えられるかも。

・クライアントからXコマンドで接続。

【手順】
1.Xで接続させたいLinuxにログイン

2.XDMCPを受け付けるよう設定ファイルを変更する。  (以下、gnomeを使用している場合)
/etc/X11/gdm/gdm.conf
 
[xdmcp]セクションで"Enable=true"
に変更し、同じセクションで "# Port=177" であれば、コメントアウトを外す。

3.Xの再起動 (177が開いているか確認)
 
# lsof -i :177


4.クライアントからXコマンドを使用して接続する。
# X :1 -query "Server IP or name"




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